【 弓道教室 】
射技、所作、礼儀を習得し大弓転向を目指します。
● 入会条件
弓道教室は入会試験に合格された方が入会できます。 ➡ 詳細
● 入会できる年齢
・4歳から中学校卒業年齢まで
※高校生は弓道部に加入するか、最寄りの弓道場へお問合せ頂いた方が早く大弓を始められます。
● 料金(入会金はありません)
①弓道教室(個人指導) 1名/1回 8,000円
自由にご予約頂けます ➡ 詳細
②弓道教室(集団指導) 1名/1回 4,000円
時間内、自由に出入りができる集合時間の決まりが無い集団指導教室です。スタート時間、終了時間をご自身の都合に合わせて参加出来ます。
日程はこちらをご覧下さい ➡ 開催日程
※月10回以上受講者向け月額定額料金もあります。
● 時間外受講が可能です
入会試験、弓道教室【個人指導】
● 弓道教室見学
受付はこちら(毎週日曜日、AM8:00)
● 入会までの流れ
まず始めに観光コースを体験頂くか教室見学にお越し下さい。指導責任者と面談し受験番号を受け取って下さい。相談後、受験日程を決定します。入会試験に合格されると入会となります。
● 目標として
入会後、初級➡中級➡上級と等級昇格を目指します。上級昇格者は大弓に転向します。
● 以下のお子様は入会をお断りしています
・月3回以下の教室受講回数を希望される方
・中学、高校受験を翌年に控えている方
・春休み、夏休み、冬休みの強化練習に参加できない方
上記理由の詳細はこちら
【 入会試験 】
射技、所作を学び、試験合格を目指します
注意事項説明
⇩
射法八節審査
⇩
体配審査
⇩
実射審査
⇩
試験
⇙ ⇘
合格 不合格
⇩ ⇩
資格取得 アドバイス
⇩ ⇩
教室入会 再受験
【 合格基準 】
射法八節に従い弓を引き
所作一連を習得、八射皆中必須
【 入会試験 Q&A 】
Q. 複数人で入会試験を受けられますか?
受験は1名のみとなります。
Q. 試験に合格するコツはありますか?
観光コース体験時に事前指導の希望をお伝え下さい。入会試験の事前指導、カリキュラムを説明します。事前指導を受けた方の合格率は格段に高くなります。一方で事前指導を受けていない方の合格率は低い状況です。なお事前指導は所作の指導が中心となる為、矢を放つ実射体験が無くなる場合があります。詳しくは➡半弓の引き方
Q. 試験は何度も受験できますか?
何度でも受験可能です。少しでも合格に近づく為にも十分な事前相談をお願いします。
Q. 試験を実施する理由はなんですか?
弓道は弓矢を使用する、危険を伴う競技です。マナーや射技が一定レベルに達するかを判定します。また試験による選抜を実施することで、前向きな受講を希望する生徒に厳選する目的もあります。
Q. 入会試験の合格率を教えて下さい
小学生、中学生の初回合格率は10%未満です。
Q. 初めから入会試験に挑戦したい
初回からの受験はお断りしています。
入会試験では弓を引かない所作の審査を行います。この所作は茶道をイメージして頂くと良いと思います。
弓道の指導だから「弓を引っ張って離すことが練習」と思ってお越しになる方がいますが、この試験では所作を中心に審査します。当然、弓を使っての審査も行いますが、所作の習得が不十分な場合、矢を放つ実射まで到達しません。現に受験者の大半が所作だけで終わっています。これは弓道教室でも所作の練習を徹底的に行う為、入会試験の段階で耐えられない場合は教室での継続が難しいとの判断からです。その為、まず観光コースを体験されるか教室見学にお越し頂き、本気で習いたいと思った方に受験頂くようお伝えしています。
【 費用 】
Q. 費用のイメージを教えて下さい
・集団教室 (1ヵ月 4回 参加例) 16,000円
・個人指導 (1ヵ月 4回 利用例) 32,000円
受講頻度は毎週1回を最低限の目安として下さい。受講回数が多い方ほど上達ペースは早くなります。
長期休み等では連続した受講を推奨しています。
Q. 購入するものはありますか?
ありません。全て貸出しします。
また、弓具が破損した場合も故意による破損を除きご負担はありません。全て受講料に含まれます。
幼児から弓道教室に入会頂き、中学校卒業まで通って頂くと、道着、弓、弽、矢などの買い替えで約100万円前後の予算がかかります。
お子様は体格の変化が大きい為、半年もしないうちに買い替えが発生します。これを全て貸出しが受けられるメリットは大きいと思います。また弓具のメンテナンスも全て行う為、弦、握り革、籐の交換など細かな費用負担も無くなります。
【 指導 】
Q. 大弓の指導は受けられますか?
半弓で十分な技術を身に付けた方は転向が可能です。転向には1年以上の時間を要する場合があります。
Q. 骨格に影響がでると聞いたのですが?
長年子供の指導を行っていますが、今までそのような事象が起きたことはありません。むしろ他のスポーツに比べ事故や怪我も少なく安全です。また体格に関係なく始めることができます。体格差によって優劣がある競技ではありません。
【 目標・昇格 】
Q. 段位は取得できますか?
全日本弓道連盟が定める段位の取得はできません。
Q. 等級の昇格は必ずできますか?
昇格試験に合格しない限り昇格はありません。長期継続している生徒でも昇格しないケースもあります。
Q. 等級の昇格はどれぐらいでできますか?
入会後、初級から中級まで昇格する平均期間は約1年6か月です。受講頻度が高い生徒ほど昇格が早い傾向にあります。一方で受講頻度が少ない生徒は2年経過しても昇格していません。
【 継続・退会・再開 】
Q. 集団指導の日程に行けません
個人指導をご利用下さい。
Q. どれぐらいの頻度で通うべきですか?
毎週1回を目安にご参加下さい。参加頻度が多い方ほど上達が早い傾向にあります。一方で参加頻度が少ない方は長期受講しても上達しないケースがほとんどです。
Q. 受講頻度は多い方が良いですか?
参加頻度が高い生徒ほど上達が早く、理想の参加回数は週3回以上です。今までの傾向を分析すると毎週1回(年間約50回)の受講をされた生徒と、3ヵ月で50回受講された生徒では上級までの昇格は3ヵ月で50回参加された生徒のほうが明らかに早い傾向にあります。長期でのんびり継続されるよりも短期間で集中した受講のほうが上達が早くなる結果が出ています。
Q. やめる(退会)の手続きはありますか?
ありません。ただし最終参加月より1年経過された方は資格失効となり参加資格を失います。
Q. 再開の手続きはありますか?
最終参加月から「1年」を経過した方は再度入会試験の合格が必要です。
Q. 少しの間、通えない期間があるのですが
最終参加月から1年以内であれば個人指導の利用は可能です。一方、集団指導については最終参加月より3ヵ月以上経過した方は参加資格を失います。再度集団指導の参加を希望される方は個人指導で入会試験と同様の射技、所作の審査を実施します。審査に合格した方は集団指導の参加が可能です。なお審査難度は入会試験と同様です。
【 よくある質問 】
Q. 月1回の参加でもいいですか?
月1回や2回の参加を希望されるお子様は入会をお断りしています。受講頻度が低い方の上達は極めて難しい、とご理解下さい。勉強もそうですが、定期的に回数をこなすからこそパフォーマンスが向上するはずです。弓道は弓を引く練習だけでなく、所作の練習も必要となり覚える事が多い競技です。※詳細は指導計画を参照
現に受講回数の少ない方は、所作が覚えられない、射技が上手くならないことを理由に辞めてしまいます。
月1、2回ほどのご利用を希望される方は、教室ではなく趣味として観光コースをご利用下さい。
Q. 受験生は入会できないでしょうか?
翌年、中学、高校の受験を控えている方は弓道教室での継続が難しくなります。弓道の技術習得は難しく、長期に渡り継続して習得していくものです。受験までの期間が短いお子様は受講頻度が週4~5回必要となり、スケジュールが負担となります。私どもは弓道を少しでも早く始めるのであれば、弓道部がある学校への進学が一番と考えています。その為、弓道教室へ入会されるよりも勉学に専念下さるようお伝えしています。下さい。
Q. 強化練習の参加は必須ですか?
強化練習の参加は任意ですが、参加されたほうが昇格への近道です。弓道教室は絶対評価制となっており、基準をクリアできないといつまでも昇格することはできません。昇格できなければ大弓への道も開きません。
Q. 入会条件が厳しい様に感じます
弓道教室は観光コースと異なり、本気で弓道を習いたいという方だけに開講しています。当然、実績のあるスタッフが指導にあたり、指導体制には自信を持っています。一人ひとりに目が行き渡るよう、集団指導であっても少人数制にこだわっています。入会条件を厳しくし、お断りまでするのは、真剣に弓道を習いたい方に最高の環境を提供したいという想いの強さです。
Q. 高校生です。習えませんか?
高校生は学校の弓道部に加入されるか、最寄りの弓道場の団体に加入されるほうが弓道を始める近道です。事情があり当店へお越しになる場合はご相談下さい。
Q. 遠隔地在住ですが入会できますか?
入会に地域制限はありません。埼玉、千葉、神奈川、茨城から通われている方もいます。
Q. 体育や運動に自信がありません。
生徒一人ひとりの状況に合わせた無理のない指導を行います。安心してお越し下さい。
Q. 集中力が身に付きますか?
高い集中力を身に付けるトレーニングとして有効です。長期継続することで変化を実感できるはずです。
Q. 保護者の手伝いは必要ですか?
いりません。スポーツ団体特有の手伝いやイベントも行いません。見学は自由にご覧下さい。オンラインでも可能です。
Q. 他に小学生が習える場所はありますか?
東京都内で小学生に弓道を指導している団体はありません。どうしてもというのであれば、個人的に指導してくれる方を探す以外に方法はないと思います。また子供用の弓具は貸出しがない為、全て自身で購入する必要があります。
Q. なぜ、ゆみやさんでは子供が習える?
長年、子供の指導をしているベテランスタッフがいます。また地域の弓道団体では所有していない特注の子供用弓具を多数所有していることが理由です。
【 大弓をしている方 】
Q. 以下についてご相談に応じます
・顔や腕を払います。改善できませんか?
・妻手の力が抜けず、離れが出ない(出にくい)
・早気を改善したい
いずれも状態を確認させて頂きアドバイスします。
※指導は1階の半弓道場。4階の巻藁場で行います。
Q. 学校に指導者がいなく指導してほしい
一般的な「マナー」として特定の指導者がいる方の指導はお断りしています。ですが、学校に指導者がいない方はお受けできる場合があります。ご相談下さい。
【 設備 】
・教室生はトイレの利用が可能です。
・入退出連絡をLINEでお送りします。
【 資格の有効期限 】
順位戦記録の最終参加月から1年以上経過した方は資格が失効します。失効した方は再度入会試験合格が必要です。
【最終参加月】 【再来店月】
・資格継続 2020年 8月 ⇒ 2021年 7月
・資格失効 2020年 8月 ⇒ 2021年 9月
順位戦記録の最終参加月から3ヵ月以上経過した方は弓道教室(集団指導)の参加資格を失います。個人指導を受講頂き、入会試験と同様の審査に合格された方は弓道教室(集団指導)に参加可能です。
※2024年1月より資格の有効期限が6ヶ月に変更となります ➡ 詳細はこちら
【 競技規則 】
・四矢二回、計八射の合計点を競います
・霞的の中心より10点・9点・7点・5点・3点・1点
・小中高校生「射距離5m」
・6歳以下「射距離3m」
・頬より後ろまでの引き込みは失格
・境界線の的中は高得点を優先
・的中判定や禁止事項等の判断
全日本弓道連盟弓道競技規則、規定を元に判断
【 表彰制度 】
・大人を含めた順位3位までに表彰状を進呈
※ 店頭渡しのみ
※ 同点は同順位
※ 月末締め翌月渡し
※ 配布期限は入賞後 3 ヵ月以内
【 指導計画 】
弓道教室では綿密な計画の上、指導を行います。冬休み、春休み、夏休みでは強化練習会を実施し技術向上を図ります。
【月例記録測定】 【強化練習会】 【大会】
1月 順位戦 冬季強化練習
2月 順位戦
3月 順位戦 春季強化練習
4月 順位戦
5月 順位戦 春季大会
6月 順位戦
7月 順位戦 夏季強化練習
8月 順位戦 夏季強化練習
9月 順位戦
10月 順位戦 秋季大会
11月 順位戦
12月 順位戦 冬季強化練習
● 昇格試験を実施し、等級の昇格を目指します
入会試験合格 ➡ 初級 ➡ 中級 ➡ 上級
※最終参加月より3ヵ月以上経過した方は弓道教室(集団指導)の参加資格を失います。個人指導にて射技、所作の審査を実施し合格した方は再度弓道教室(集団指導)に参加可能です。審査内容は入会試験と同様です。
● 基本カリキュラム
基本カリキュラムは全教室生の必須習得事項です。
中学、高校の弓道部入部前に全ての事項を習得することにより、スタートダッシュを図ります。
・基本体の習得、理解
・基本の姿勢
立った姿勢、腰かけた姿勢、すわった姿勢
爪立って腰をおろした姿勢(跪坐・蹲踞)
・基本の動作
立ち方、すわり方、歩き方、停止体の回り方
歩行中の回り方、坐しての回り方(開き足)
礼(坐礼、立礼)、揖
・執弓の姿勢
・肌脱ぎ(女子はたすき掛け)
・矢番え動作
・射法、射技の基本
・射法八節
足踏み、胴造り、弓構え、打起し
引分け、会、離れ、残心
・射礼
坐射礼、立射礼、巻藁射礼
一つ的坐射礼、持的坐射礼
・介添え
・坐射、立射
演武(審査)または競技の間合い
・失の処理
弓を落とした場合、弦切れ、筈こぼれ
・弓道場でのマナー
・弓具の手入れ、修理方法
・弓道の基礎知識、競技規則の習得
※その他、習熟度に応じて追加
【 基準書】
入会試験、弓道教室の基準書です
● 入場
執り弓の姿勢をしっかりとする
※ 揖の角度、上体を10㎝屈する
※ 礼の角度は45度、本座より三歩入場
※ 入場歩数四歩以上、三歩未満の場合は減点
※ 目線は伏し目に3m先をみる
※ フラフラしない
● 足踏み
的を見て左足を的に向かって半歩踏み開き、右足を一旦左足に引き付け、右に一足で扇形に踏み開く
※ 足元を見ない事、見た場合減点
※ 足の角度は60度の扇形(角度不整合は減点)
※ 足を開く間隔は自己の矢束(狭い場合は減点)
● 胴造り
しっかりと腰を据え、三重十文字を揃える。総体の重心が腰の中央におき、胴が安定していること
※ 姿勢が悪い場合は減点
※ 弓の本弭を左ひざ頭に置き、右手は右腰に構える
※ 弓の本弭が股の間に入る、浮いている場合は減点
● 弓構え
取懸けでしっかりと矢筈をつまんでいること
※ 手の内は軽く握り、中指、薬指、小指が揃い、親指が伸び、中指の上に据え置かれた状態
※ 物見をしっかり定める(左手から矢先を観る)
● 打起こし
右ひじを動かしてはならない
左手(弓手)のみを押し開き、両拳を打起こす
● 引分け
左右均等に引分け、右手は頬に付ける
※ 頬から離れない様にする
● 会
・引分けの延長を意識し、左右に伸びあう。
・引分けから会にかけて、左手の手首は動かさない
※ 手首の入れすぎ、控えすぎに注意
・右ひじが身体より前に出過ぎない。
・右手と右ひじが平行になる様にする。
・伸び合いを意識し、離れの時期を定める
※ 会5秒、短い場合は減点
● 離れ
左手を振り込まない、右手が頬から離れない
● 残心
矢を放った後の型を保持する
※ 目安3秒、残心が取れない場合は減点
● 弓倒し
右ひじ、左ひじより手が後ろに回らないこと
● 退場
右足、左足を身体の中心に揃え、退場する
● その他
・皆中であること
・表情の変化、発声は減点または失格
・的に跳ね返された矢は失中
● 服装
・動きやす服装、Tシャツ等(長袖または半袖)
・靴はスニーカーまたは足首が固定できるサンダル
● 禁止の服装
・膝が出る短パン
・スカート
・ヒールの高い靴やサンダル
・タンクトップ
・ボタンのある上衣
● 身だしなみ
・前髪は眉毛より短いこと
・耳に髪がかからないこと
※ 長い場合はピン等で抑える
・爪の白い部分が1mm以下とする
※ 服装、身だしなみは厳しくチェックします。条件を満たさない場合、昇格試験不合格とします
● 初級
・個人指導
連続4回 70点以上または16射128点以上を記録
・集団指導
連続4回 68点以上または16射124点以上を記録
・所作一連を間違えないこと
・落ち着きある態度で行射を行えること
・16射引き切り、失中は即不合格
● 中級
・初級条件と同様(弽を使用)
※ 指導者が認めたもののみ審査
● 上級
・所作、態度は初級条件と同様(大弓を使用)
・立ち練習にて20射皆中