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【小学生の弓道⑤】体育が嫌いな子ほど弓道を

この記事をお読みの方のほとんどは、小学生のお子様がいる保護者様かと思います。たまたま子供が弓矢に興味を持ち、このホームページに辿り着いたはずです。せっかく興味を持ったことなのだから、子供に弓道を習わせたい。という想いがある一方「ウチの子供は運動が苦手なんです。。。」と。こんな心配も抱えている方も多くいらっしゃいます。今回はこんな悩みを持った保護様に向けて解説します。


●本当にその子は運動が苦手なのか?

私からしてみると運動が苦手な子は「運動が苦手」なのではなく「やり方がわからない」という子だと思います。例えば学校の体育をイメージして下さい。バスケットボールやサッカーの基礎的な練習を一から習った。ルールの講習を受けたことがある。という方はいらっしゃいますか?おそらくゼロではないでしょうか?細かなルールを知っているのは地域のクラブチームにいる子や、部活動で始めた子くらいだと思います。するとどうでしょうか?運動のやり方を知らない子供は自然と置き去りになります。ある程度運動センスのある要領の良い子、クラブチームに所属している子が有利な状況が生まれます「やり方がわからない子」は結果が出にくく、次第に身体を動かすことが後ろ向きになり運動から遠ざかって行くはずです。「つまらない」が発生する原因でしょう。


●置き去りにしない

ゆみやさんの指導方針はその子にあった指導方法を行います。これが等級制度です。初級の子は初歩的な基本練習をひたすら行います。初級生は初級生でまとまって練習します。つまりほかの子と練習内容に差が出ません。良く出来る子がいて、上手くいかない子がいて。といった環境が生まれない様にしています。劣等感を感じない環境は運動が苦手な子にとって安心だと思います。


●誰もやっていないからチャンス

弓道を始める年齢は高校生からが一般的です。つまり中学生以下の子供はまさに白地。チャンスの時期と言えます。私は小学3年生前後から弓道を始めることを強く勧めています。これは小学3年生から始めるとまずライバルはいません。3~4年もすれば中学生です。その頃には驚くほど弓道の技術は向上します。中学校で弓道部がある学校に進学を目指し、入部と同時にスタートダッシュが切れます。これほどのチャンスはありません。ほかの子が1年、2年かけて覚えることを、既に習得している訳です。


●好きが得意になる好循環

まずは弓道を好きになって頂きたい、そのうえで得意になってもらいたいと思っています。その好循環が自信となり、結果が出てくるはずです。悩まれているなら、ぜひ一度ご相談を


著:指導責任者


次回は「練習時間は短く!」について解説します。

運動が苦手な子ほど弓道を

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