【 大人の趣味に半弓を 】
※本ページは18歳以上の方を対象としています
大弓移行を目的としない、半弓を一生涯の趣味としたい大人向けのご案内です。
継続利用される方には、入会試験合格による順位戦資格の取得をお勧めしています。資格を取得されると、割安な料金でご利用頂ける様になります。
※入会試験の受講は営業時間外でも受付しています
【資格者専用コース】
● 弓道大会
・年に数回開催される大会です
【 入会試験 】
射技、所作を学び、試験合格を目指します
注意事項説明
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射法八節審査
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体配審査
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実射審査
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試験
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合格 不合格
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資格取得 アドバイス
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教室入会 再受験
【 合格基準 】
射法八節に従い弓を引き
所作一連を習得、八射皆中必須
【 入会試験 Q&A 】
Q. 入会試験、受験希望です
まず始めに観光コースを体験頂くか教室見学にお越し下さい。指導責任者と面談し、入会試験の申込みに必要となる受験番号を受け取って下さい。相談の上、受験日程を決定します。入会試験に合格されましたら資格取得となります。
Q. 複数人で入会試験を受けられますか?
受験は1名のみとなります。
Q. 試験に合格するコツはありますか?
観光コース体験時に事前指導の希望をお伝え下さい。入会試験の事前指導、カリキュラムを説明します。事前指導を受けた方の合格率は格段に高くなります。一方で事前指導を受けていない方の合格率は低い状況です。なお事前指導は所作の指導が中心となる為、矢を放つ実射体験が無くなる場合があります。詳しくは➡「半弓の引き方」
Q. 試験は何度も受験できますか?
何度でも受験可能です。ですが少しでも合格となる為にも十分な事前相談をお願いします。
Q. 試験を実施する理由はなんですか?
弓道は弓矢を使用する、危険を伴う競技です。マナーや射技が一定レベルに達するかを判定します。
Q. 弓道経験はあるが、段位がありません
入会試験を受験下さい。
Q. 入会試験の合格率を教えて下さい
大人の初回合格率は60%程度です。弓道経験者であっても不合格となる場合があります。
Q. 初めから入会試験に挑戦したい
初回からの受験はお断りしています。
入会試験では、弓を引かない所作の審査を行います。この所作は茶道をイメージして頂くと良いと思います。
弓道の指導だから「弓を引っ張って離すことが練習」と思ってお越しになる方がいますが、この試験では所作を中心に審査します。当然、弓を使っての審査も行いますが所作の習得が不十分な場合、矢を放つ実射まで到達しません。現に受験者の大半が所作だけで終わっています。これは弓道がマナーの上で成り立つ武道であり、一連のルールやマナーを習得を必須としているからです。その為、まず観光コースを体験され、本気で続けたいと思った場合に受験頂くようお伝えしています。
【 入会試験免除規定 】
全日本弓道連盟が定める段位「初段以上」の方は、入会試験が免除となります
● 免除条件
・全日本弓道連盟発行の段位証明書を提示
※初段以上の認許状(スマホ撮影の写真もOK)
・18歳以上であること(高校生不可)
● 手続き方法
・免除条件を満たした方だけで観光コースを予約
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・来店当日、免除条件の証明書を提示
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・免除者向けガイダンスを行います
参加者に1人でも未経験者(非該当者)がいた場合、免除者向けガイダンスの受講はできません
● 試験 ・ガイダンス
・順位戦ルール解説
・射技審査のみ実施します:20連中での20射皆中
・会5秒以上での発射(4秒未満は的中としません)
【 費用 】
Q. 購入するものはありますか?
ありません。全て貸出しします。故意による破損を除き、弓具が破損した場合もご負担はありません。
【 指導 】
Q. 大弓の指導は受けられますか?
大人の大弓指導は行っておりませんが、弓道の始め方をアドバイスしてます。気軽にご相談下さい。なお大弓を始める近道は最寄りの弓道連盟へ行かれるのが一番です。
【 目標 】
Q. 段位は取得できますか?
全日本弓道連盟が定める段位の取得はできません
Q. 目標として
順位戦や大会で上位入賞を目指しましょう。
【 継続・退会・再開 】
Q. どれぐらいの頻度で通うべきですか?
大人のお客様のほとんどが月に1回ほどです。
Q. やめる(退会)の手続きはありますか?
ありません。ただし最終参加月より1年経過された方は資格失効となり参加資格を失います。
Q. 再開の手続きはありますか?
最終参加月から「1年」を経過した方は再度入会試験合格が必要です。1年以内の再開は入会試験の受験はいりません。
【 資格の有効期限 】
順位戦記録の最終参加月から1年以上経過した方は資格が失効します。失効した方は再度入会試験合格が必要です。
【最終参加月】 【再来店月】
・資格継続 2020年 8月 ⇒ 2021年 7月
・資格失効 2020年 8月 ⇒ 2021年 9月
順位戦記録の最終参加月から3ヵ月以上経過した方は弓道教室(集団指導)の参加資格を失います。個人指導を受講頂き、入会試験と同様の審査に合格された方は弓道教室(集団指導)に参加可能です。
※2024年1月より資格の有効期限が6ヶ月に変更となります ➡ 詳細はこちら
【 競技規則 】
・四矢二回、計八射の合計点を競います
・霞的の中心より10点・9点・7点・5点・3点・1点
・小中高校生「射距離5m」
・6歳以下「射距離3m」
・頬より後ろまでの引き込みは失格
・境界線の的中は高得点を優先
・的中判定や禁止事項等の判断
全日本弓道連盟弓道競技規則、規定を元に判断
【 表彰・称号 】
・全年齢を含めた順位3位までに表彰状を進呈
※店頭渡しのみ
※同点は同順位
※月末締め翌月渡し、配布期限は入賞後3ヵ月
・1月~3月「弓王」 ・4月~6月「弓帝」
・7月~9月「弓光」 ・10月~12月「弓竜」
・年間最多優勝者「名人」 ・80点達成「皆中賞」
各期間の最多優勝、最高得点、一位に与えられます。
同率の場合は複数名が認定されます。
称号獲得者は別途表彰、称号は獲得後1年間有効です。
【 基準書】
入会試験、弓道教室の基準書です
● 入場
執り弓の姿勢をしっかりとする
※ 揖の角度、上体を10㎝屈する
※ 礼の角度は45度、本座より三歩入場
※ 入場歩数四歩以上、三歩未満の場合は減点
※ 目線は伏し目に3m先をみる
※ フラフラしない
● 足踏み
的を見て左足を的に向かって半歩踏み開き、右足を一旦左足に引き付け、右に一足で扇形に踏み開く
※ 足元を見ない事、見た場合減点
※ 足の角度は60度の扇形(角度不整合は減点)
※ 足を開く間隔は自己の矢束(狭い場合は減点)
● 胴造り
しっかりと腰を据え、三重十文字を揃える。総体の重心が腰の中央におき、胴が安定していること
※ 姿勢が悪い場合は減点
※ 弓の本弭を左ひざ頭に置き、右手は右腰に構える
※ 弓の本弭が股の間に入る、浮いている場合は減点
● 弓構え
取懸けでしっかりと矢筈をつまんでいること
※ 手の内は軽く握り、中指、薬指、小指が揃い、親指が伸び、中指の上に据え置かれた状態
※ 物見をしっかり定める(左手から矢先を観る)
● 打起こし
右ひじを動かしてはならない
左手(弓手)のみを押し開き、両拳を打起こす
● 引分け
左右均等に引分け、右手は頬に付ける
※ 頬から離れない様にする
● 会
・引分けの延長を意識し、左右に伸びあう。
・引分けから会にかけて、左手の手首は動かさない
※ 手首の入れすぎ、控えすぎに注意
・右ひじが身体より前に出過ぎない。
・右手と右ひじが平行になる様にする。
・伸び合いを意識し、離れの時期を定める
※ 会5秒、短い場合は減点
● 離れ
左手を振り込まない、右手が頬から離れない
● 残心
矢を放った後の型を保持する
※ 目安3秒、残心が取れない場合は減点
● 弓倒し
右ひじ、左ひじより手が後ろに回らないこと
● 退場
右足、左足を身体の中心に揃え、退場する
● その他
・皆中であること
・表情の変化、発声は減点または失格
・的に跳ね返された矢は失中
● 服装
・動きやす服装、Tシャツ等(長袖または半袖)
・靴はスニーカーまたは足首が固定できるサンダル
● 禁止の服装
・膝が出る短パン
・スカート
・ヒールの高い靴やサンダル
・タンクトップ
・ボタンのある上衣
● 身だしなみ
・前髪は眉毛より短いこと
・耳に髪がかからないこと
※ 長い場合はピン等で抑える
・爪の白い部分が1mm以下とする
※ 服装、身だしなみは厳しくチェックします